私の物語2(仮) ~現在 社会人編~

私は ももに 何をしてあげられたんだろう?とずっと泣き続け 次の日の朝目を覚ますと もうこの世のどこを探しても ももは この世界にはいないんだ と悲しさと 寂しさで いっぱいだった

心の整理に 時間が かかった

こんな気持ちになるのなら最初から動物を飼うべきじゃなかったのかもしれないと思った

十四年と言う月日は 長いようで短かった

猫の寿命は 十五歳から二十年と聞き 長生きさせてあげられなかった事を 後悔した

ももの兄弟は生きていて ももが 最初に亡くなってしまい 申し訳ない気持ちだったし 母猫も元気だったので 母猫より長生きさせてはあげられなかった

この事をきっかけに 猫や犬を飼う際には 避妊去勢手術は絶対にしなきゃならないと思った

手術をする事で 病気の予防にもなるし 望まれない命 可哀想な猫が 産まれないようにと考えるようになった

ももの死は 私の中で 絶対忘れては いけない事で 一生この気持ちを 背負っていかなければならない事だった

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