私の物語2(仮) ~現在 社会人編~

この十四年間 一日だって ももと呼ばない日なんてなかった

こんな事なら ケンカなんてするんじゃなかったし 沢山沢山遊んであげればよかった

当たり前のように いつも一緒だと 思っていると 何もしなくなってしまう また明日また明日と 先延ばしにしてしまう

もっともっと美味しいものを食べさせてあげたかった

ももの死後 近くにある ペット霊園で 火葬してもらった

最後に 抱っこしてあげられなかった事に後悔

猫も 人間同様 死後硬直するんだと思った

ももに してあげられなかった事が 沢山あったので 絶対ももの生まれ変わりを 見つけてまた一緒に暮らすと 心に決めていた

けれどもも そっくりな猫が 良いとも思っていた

当時 秦基博さんの ひまわりの約束と言う曲が よく流れていて その曲と自分とを重ね合わせていた

意味は違えど 歌詞の内容は この時の私と同じだった

この曲を聞く度 ももを思い出す とともに涙が出る


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