狂愛彼氏


「今日はどこにいくの?」


首を傾け、聞く愛麗に優さんはふわりと優しい笑みを浮かべた。


「今日は、遊園地に行こうか」

「遊園地!」


嬉しそうに愛麗は満面の笑みを浮かべる。

遊園地か………修学旅行以来だなぁ。


「遥ちゃん、遊園地でいい?」

「あ、はい」

「疾風と一緒で敬語しなくていいよ」

「あ……うん」


分かった、と頷けばよしっと優さんは前を向いた。


「楽しみだねー」


ねー疾風、と隣で運転している疾風に同意を求めても無反応な疾風に優さんはやれやれと肩をすくめた。


(どうしよう)


チラッと不機嫌な疾風を盗み見る。
困った。本当に困った。


あの疾風の機嫌、どうとろうかな……?


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