狂愛彼氏
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列に並んでいて後から来た優さんと疾風。
「随分ならんでいるね」
「一番人気だもの」
「………よく並ぶ」
苦笑する疾風に私は、驚いた。
機嫌、良くなってる……?
私の視線に気がついたのか疾風は私を見ると首を傾ける。
「どうした?」
「べ、別に……」
そうか?と疾風は私の頭を撫でる。そしてそのまま手を下ろして、私の手を繋ぐ。
(………何があったのだろう)
恐らく優さんが何か言ったのだろうと思う。こんな短時間に機嫌を良くさせるなんて流石双子というか、凄い。
後から、どうやったか聞こう。
「ジェットコースターの後はどうする?」
「とりあえず絶叫マシン制覇したいわ」
「時間が足りねぇよ」