狂愛彼氏
「――――――え?」
思わず耳を疑った。
「だから、次はお化け屋敷に行こう」
「な、なんで、」
「ジェットコースター制覇したし、乗り物はもうよくないか?」
なぁ?っと疾風が優さんに同意を求めると、優さんも愛麗も異論はなく頷いた。
「俺達はいいよ」
「………っぅ」
「どうした?」
どうしよう、と私は、焦った。
このままだったらお化け屋敷に行ってしまう………それだけは避けたい……!
「わ、私は、お化け屋敷……」
「あ!お化け屋敷みっけ!!」
愛麗――――!!
私の言葉を遮るように声をあげた愛麗を恨めしげに見つめる。
うぅ……足はお化け屋敷に向いてるよ―――……
「遥、どうかしたか?」
疾風が、首を傾けながら聞いてくる。