狂愛彼氏


それから何回もメールしても返信なし。電話したくても番号を赤外線するのを忘れていて、もしかしたら何かあったかもしれないと管理人室へ行った。


「ここの管理人は優しいな。知り合いだと言えば直ぐに開けてくれたよ。」


知り合いが熱で看病しにきたが、部屋がわからない。管理人さんに言えば良いと言われたのですが。


こう言えば、あっさり開けてくれた。
警戒心ない管理人でよかった。


ダラダラと冷や汗が流れている。
あの時寝てしまった自分を恨んでしまった。


「慌ててお前を探したらどうだ………爆睡してやがった」


声が更に低くなる。
ビクッと肩が震えた。


「………どうしようか?」


悪魔の笑みだった。


(今年、厄年だった?)


最悪な日だ。


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