狂愛彼氏
「………別に毎日迎えに来なくていいよ」
「なんで」
「大変でしょ」
紅茶を飲みながら私は、疾風に言った。
しかし、疾風は別に大変じゃない、と反論する。
「危ないだろ」
「別に、子供じゃないから」
「………俺の女だろ」
「……」
何となく、疾風が何を考えているのか分かる。しかし、今まで、受けたことのない扱いに私は戸惑うばかり。
(俺の女、ね………)
疾風に告白はされた。
私はそれに返事をしていない。
疾風も分かっていると思う。
でも、疾風は私の側にずっといる。
「連絡、するから」
「………うん」
「ちゃんと出ろよ」
出なかったら学校乗り込むからな。
冗談に聞こえない疾風の言葉に私は、しっかり頷いた。