狂愛彼氏


内容は、〈今、どこにいる。〉
絵文字もない文章に疾風らしいと小さく笑う。


〈今、学校に向かってる〉


私自身もあまり絵文字を使うのが好きではないから文字だけで返信する。


メールは数分で返ってきた。


〈ちゃんと前向いて歩けよ〉


………失礼な。
しかし、前科があるから何とも言えない。


〈分かってる〉

〈遅刻するなよ。学校についたらメール〉

〈分かった〉


返信して、携帯を閉じる。
それから、のんびりイヤホンから流れる音楽に耳を傾けながら学校に向かった。





学校に着いたのは、授業開始のギリギリだった。


「はーるかっ」

「愛麗」


いつも通りのバッチリ化粧をしている愛麗。ニコニコと一割増し位の笑顔に私は、首を傾けた。


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