私の恋した誘拐犯【完】
私は特別な関係になることを諦めた身。



そういう関係になる努力もせずに、自分の思い通りにならない現状に落ち込んで。



なんてメンドくさい女か…



たくちゃんの言葉は痛いほど真実で、そして前を向かせてくれる。



「綾瀬ー!いけいけシュート!きゃぁぁやったー!!」



そんなたくちゃんの一生懸命な姿が、かっこよくないわけない。



「なあアユ、恥ずかしいから叫ばないでもらえないかな」



キョンタに嫌な顔をされるも



「はぁ?かっこいいんだから仕方ないでしょーが」



莉奈は逆ギレ気味にキョンタを睨む。
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