私の恋した誘拐犯【完】
「おいアユ…」



「あ、ごめんちぃ。なんでもない」



キョンタが莉奈を睨むと、莉奈はハッと私を見て苦笑い。



「な、なんなの2人して」



「気にしない気にしない。あ、ほら見て!綾瀬がまたシュート決めたよ!あれぞイケメンシュートだわ〜」



誤魔化すように私の肩に腕を回した莉奈は、たくちゃんの姿に黄色い声を上げていた。



「明日から綾瀬様って呼ぼうかな」



「それはさすがに痛いだろ」



莉奈のボケにはさすがに慣れたキョンタのツッコミ。



今日も的確でナイスだ。
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