護衛の私と主人の君と
麗奈side



「あっ、寝た」



昌「ホントだ」



安心仕切った顔で、雫に凭れて眠る雪。



凭れ合って居る2人は、とてもお似合いに見えて、もしも2人に恋をしたいと言う気持ちがあるなら、



私は精一杯応援しようと思った。



って言っても、きっと雪にはとっくにそういう感情があると思うけど。



と、



昌「2人って、正反対って言えると思う?」



と聞いてきた。



うーん。



「まだ、雫の素を見てないから分からないけど、正反対って言えば正反対何じゃない?」



昌「だよなー」



………それが?



昌「正反対な2人ってさぁ、逆にお似合いって感じがするんだー、俺」



「確かに、似た者同士よりはそっちの方がお似合いね」



昌「だよなー、って、共感したって言うか、こんなの話したの初めてだわ(笑)」



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