護衛の私と主人の君と
ん?



見てみると、柚葉ちゃんが麗奈ちゃんに凭れて眠っている。



麗奈「カーブの方向的に、柚葉が私に凭れてるのはおかしいけど、言ってみれば、安心する人の方に

倒れただけなのかね」



………。



「そうだね」



何だろう、スゴく嬉しい。



雫が作り笑いしか、今だに見せてくれなくて、やっぱり信用さえもしてもらえてないと思ってたのに、



2人の言葉で、心が、精神が、そういうものが、楽になった。



もしかしたら、ちょっとずつでも、他の人よりは、雫に近付けてるのかもしれない。



特別に、なれるかもしれない。



そう思っていると、自然と眠っていた。



雪side end
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