その後のmy Story
『騙したんだ‥』



車わ急ブレーキが
掛かった。


“騙した形にわなる‥
やけど、損せ-へん
リスクなぃし
どっか行こうって
言わなユナ逢ってわ
くれへんやん‥”


『当たり前ぢゃん‥
ひどいょ』


“俺を信用してなぃ
って思うんやったら
車から降りてええで‥”


そぅ和也がつぶやいた。



そしてぁたしわ
ソッと車を降りた。

振り返る事しなかった。
でも和也の車わ
すぐ走り出した。


エンジンの音が
遠退くとスーッと
涙が頬を伝った。
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