小さな奇跡。
「山田凛ちゃんだよね?流石売れっ子!」
「そ…そーですか…?」
「てか!
俺がお前のファンなわけねーじゃん?
お前のことめちゃくちゃにすれば10万貰えるっていうから来たんだけど?
何してくれんの?」
え?
なんて言った?
「何がいい?」
え?
嘘…
ど…どーしよ…
「逃げんなよ!
お前マリンの気持ちも考えねぇで…なんか色々してくれてるみたいじゃん?
お前がいるとさ?困るんだわ!」
逃げないとって思うのに足が動かない…
後ずさるもそこは壁で…背中は壁…前には和希って男の人…もぉダメだ…
「なに?そんな怖がらなくても…楽しいことするだけだよ?」
「い…いや…(涙」
誰か助けてよ…