溺甘スイートルーム~ホテル御曹司の独占愛~
「あっ、はっ……」


彼は恥ずかしくてささやかな抵抗をする私の腕をあっという間に捕まえて、シーツに縫い止める。


「澪」


そして切なげな声で私の名を呼び、唇を奪う。


「んんんっ、はぁ」


激しすぎるキスのせいで息が上がる。
けれど、そんなの序の口だった。

彼は私の体の隅々まで味わうように舌を這わせ、悶える私を楽しむかのように、いたるところに唇の花びらを散らしていく。


「かわいいよ、澪」


しかし私が少しでも戸惑うと、優しい言葉をかけ、甘いキスをくれる。

『お仕置き』なんて言った彼だけど、ちっともお仕置きなんかじゃない。
私は彼に与えられる熱に浮かされて、抑えられなくなった声を上げていた。


「澪、俺につかまって。つらかったら爪を立てても構わない」


彼は私の腕を自分の背中に回させたあと、ゆっくり入ってきた。


「澪」


怖くてたまらないのに、大成さんに優しく名前を呼ばれると、彼が欲しいと体が疼く。
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