溺甘スイートルーム~ホテル御曹司の独占愛~
「澪のことは、俺が必ず守ります。だから安心してください」
大成さんがすかさず言ってくれて、うれしかった。
「お願いします。澪、ファイトだよ」
「百花、本当にありがとう。私、精いっぱい頑張ってくる」
「うん。いってらっしゃい」
私は百花に見送られ、会場となる大きな宴会場に足を踏み入れた。
もうすでにたくさんの人であふれているその部屋の前方に、グランドピアノが置かれている。
私はそれを視界に入れて、大きく深呼吸する。
招待されている人たちは皆、素敵なドレスを纏い、気品あふれているような人ばかり。
私と同じ歳くらいの人もたくさんいるが、おそらく頭取の関係者なのだろう。父や母世代の人もいる。
もしかしたら、プロの演奏を聞き慣れている人もいるかもしれない。
そんな中で素人がピアノを奏でる無謀さは、私が一番よくわかっている。
でも、ここで弾くことに価値がある。
私だって、大成さんが好きだと、離れたくないと叫びたい。
大成さんがすかさず言ってくれて、うれしかった。
「お願いします。澪、ファイトだよ」
「百花、本当にありがとう。私、精いっぱい頑張ってくる」
「うん。いってらっしゃい」
私は百花に見送られ、会場となる大きな宴会場に足を踏み入れた。
もうすでにたくさんの人であふれているその部屋の前方に、グランドピアノが置かれている。
私はそれを視界に入れて、大きく深呼吸する。
招待されている人たちは皆、素敵なドレスを纏い、気品あふれているような人ばかり。
私と同じ歳くらいの人もたくさんいるが、おそらく頭取の関係者なのだろう。父や母世代の人もいる。
もしかしたら、プロの演奏を聞き慣れている人もいるかもしれない。
そんな中で素人がピアノを奏でる無謀さは、私が一番よくわかっている。
でも、ここで弾くことに価値がある。
私だって、大成さんが好きだと、離れたくないと叫びたい。