溺甘スイートルーム~ホテル御曹司の独占愛~
「かわいいよ、澪」

「大成、さん……」

「俺も寂しかった。澪が欲しくてたまらなかった」


彼女はいつも平気そうな顔をしていたので、なんとも思っていないかと勘違いしていた。
俺ばかり、澪を求めているのかと。


俺が強く抱きしめると、彼女は体を預けてくれる。
テーブルの上に豪華な食事が用意されているのが視界に入ったが、先に澪が欲しい。


「澪」


彼女の名を口にしながら、太ももをそっと撫でると「ん……」とけだるいような甘い声聞こえてきて、ますます感情が高ぶっていく。

もう一度キスをしようと顔を近づけると、彼女はそっと目を閉じる。
だけど、俺は触れそうなところで止まった。

唇が触れないことに気づいた澪は、ゆっくりと目を開き、視線を絡ませてくる。

そんな物欲しげな顔をするなよ。
抑えられなくなるだろ。
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