溺甘スイートルーム~ホテル御曹司の独占愛~
「どうした、澪?」


そして今できる最大限の優しめの声で問いかけた。
もう嫉妬で焦げそうだからだ。


「最近大成さんの帰りが遅くて、ちょっと寂しいって言っちゃって……」

「えっ……」

「ごめんなさい。お仕事が忙しいのはわかってるつもりなんです。でも、なんというか——」


澪は慌てふためいているが、俺は自分の口元が緩むのを感じた。


「もう一回、言って?」


彼女の耳元で囁くと、肩をすくめている。


「な、なにを?」

「『ちょっと寂しい』ってとこ」


まずい。顔がにやける。
寂しいのは俺だけじゃなかったんだ。


「ど、どうして?」

「いいから」

「ちょっと、寂しい、です。……んんっ」


彼女が繰り返した瞬間、つやつやの唇を貪っていた。


「も、ちょっ……大成さん」


何度も何度も離れてはつながり、頭を抱えるようにして舌を差し入れる。
最初は抵抗していた彼女だけど、次第にこわばりが弱まり体が柔らかくなっていくのがわかる。
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