溺甘スイートルーム~ホテル御曹司の独占愛~
しかも、フェロモンたっぷりの艶っぽい声に、ますます胸が高鳴ってしまう。


「い、いえっ」

「服がなかったか……。アイツ起きてるかな?」


私は焦りまくっているのに、大成さんは平然とした顔。
彼はテーブルに置いてあったスマホを手にして電話をかけ始めた。

『アイツ』って誰だろう。


「おぉ、おはよ。あのさ、女性用の服、ない? サイズは……八十八、五十八、八十二ってとこかな」


大成さんは私のことをじっと見つめながら言う。

え……もしかして私の三サイズのこと?
だいたいあってるからびっくりだ。

っていうか……なんでわかったの? しかもそれを誰に教えてるの?


「お、それでいい。すぐに取りに行くからよろしく」


私の服を調達しようとしてくれているのはわかるけど、こんな時間に取りに行くって?


「澪、ちょっと行ってくる」

「は、はい……」 


彼がジャージ姿のまま出ていってしまうのを呆然と見送った。
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