何度だって、君に好きと伝えよう。
「…あ、愛叶さん!大丈夫でしたか!?」

「うん!それよりその傷…みんな大丈夫なの?」

「もちろんっすよ!…あ、総長たち呼んできましょうか?」

「大丈夫だよ!自分で行く。どこにいるの?」







その子に聞くと、総長室で私たちを待っているらしい。



早く伝えなきゃ。

その思いだけが私を必死に走らせる。
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