政略結婚はせつない恋の予感⁉︎
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そろそろ、お開きの時間だ。
蓉子と慶人は会社関係の人たちが中心となる二次会へ行くそうだ。
太陽と海洋は、成人になった裕太を連れて呑みに行くらしい。わたしも誘われたが「裕太をよろしく」と言って帰ることにした。

エレベーターの前で、箱が来るのを待っていると、ふと後ろに気配を感じた。

振り向くと、海洋が立っていた。
不意打ちだったので、思わず「げっ!?」という色気のかけらもない顔をしてしまった。

「……そんな顔すんなよ。この前のこと、謝りたいだけだから。下まで見送る」

そう言って、海洋はちょうど来た箱にわたしを乗せた。運悪く、だれも乗ってなかった。

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