ペンダント~夢からわかる過去の真実~



黙ったのをいいことに私は言葉を続けた。


「それって私の夢と同じことを言っているよね?だから私と悠真って会ったことが....」


「黙れ!!」


悠真は突然怒鳴った。


驚いて体がビクリとなった。


(だ、黙れってなに!?)


そう言い返そうとしたけれど悠真がすぐに冷静になったのでやめた。


「わりぃ。怒鳴って。ちょっともう話しかけんな」


そう言い、悠真は駅の方へ向かって歩き出した。


...どうやら帰るようだ。


私はまったく存在を忘れていた学校へ向かって悠真に背を向けて歩き出した。


(話しかけんなってなによ)


悠真のことを考えながら____。


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