ペンダント~夢からわかる過去の真実~
*
気づいたときにはもう朝になっていた。
(あれ、もしかして私...学校で寝ちゃった!?)
慌てて周囲を確認したが、そんなことはなく
いつも通りのベッドの上だった。
部屋もいつも通りの自分の部屋だ。
よかったと胸を撫で下ろしたが、ひとつ疑問。
私はいったいどうやってこの家に帰ってきたのだろう。
なんせ星野先生の自己紹介を聞いてからの記憶がなにひとつないのだ。
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