独り占めしても、いいですか?
「「「「い、Infinity⁉︎」」」」



みんなが名前を叫んだ。



私は叫ばなかったけど、驚いて目を見開いた。



Infinityは現在トップの大人気アイドルグループ。



2位であるSanlightの越えるべき人達。



はっきりと順位付けがあるわけじゃないけど、アイドル界には暗黙の了解で順位がある。



人気・実力・ルックス…その他諸々を踏まえた順位。



Infinityは圧倒的な人気と実力でその地位を手にしたグループ。



もちろん、他の要素も凄いけど。



メンバーの中には、私の大好きな颯斗兄いもいて、リーダーをやってるんだよね。



あ、ちなみに颯斗兄いは従兄弟。



そのInfinityのマネージャーが、この人…



「あ、あのっ、マネージャーさんがここにいるってことは…」



「いえ、メンバーは別のホテルですよ」



その言葉を聞いて少しがっかりした。



久しぶりに颯斗兄いに会えると思ったのに…



「で、でもっ!

Infinityもこの近くで仕事ってことだよね⁉︎」



「おや?もしかして聞いてないんですか?」



そう言って不思議そうにみんなを見渡す駿河さん。



「この連休の最終日、うちと合同イベントですよ?」


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