独り占めしても、いいですか?
「ひよちゃん、あと10秒で時間だよ?」
「へっ…⁉︎10秒…⁉︎」
私達の会話で少し笑いが起きる。
「えっと、と、とにかく…
こんな私なのに、拍手してくれて、アンコールくれて…
私の演奏を笑顔で聴いてくれて…ありがとうございました…!」
ペコッと頭を下げると、観客のみんなはまた拍手を送ってくれた。
なんとも言えない達成感。
感動。
これが、みんなが普段見ている景色…
ふと見渡すと、朱莉やシェリーちゃん、Infinityのみんなと目が合う。
颯斗兄いと直生君、朱莉とシェリーちゃんを見つけたんだっ。
ステージ前にメールしといて良かったぁ…
私は朱莉に向かって小さくピースサインをした。
『私、やれたよ』
そんな意味を込めて。
それを見た朱莉も少し笑ってピースしてくれた。
『おめでとう』
そう、言ってくれている気がした。
「へっ…⁉︎10秒…⁉︎」
私達の会話で少し笑いが起きる。
「えっと、と、とにかく…
こんな私なのに、拍手してくれて、アンコールくれて…
私の演奏を笑顔で聴いてくれて…ありがとうございました…!」
ペコッと頭を下げると、観客のみんなはまた拍手を送ってくれた。
なんとも言えない達成感。
感動。
これが、みんなが普段見ている景色…
ふと見渡すと、朱莉やシェリーちゃん、Infinityのみんなと目が合う。
颯斗兄いと直生君、朱莉とシェリーちゃんを見つけたんだっ。
ステージ前にメールしといて良かったぁ…
私は朱莉に向かって小さくピースサインをした。
『私、やれたよ』
そんな意味を込めて。
それを見た朱莉も少し笑ってピースしてくれた。
『おめでとう』
そう、言ってくれている気がした。