独り占めしても、いいですか?
「ひよちゃん何とかしてよー!」
どうしようも無くなった優ちゃんがマイクを持って私に泣きついてきた。
普段なら…マイクなんて、絶対持ちたくないはずなのに…
何故か私はそのマイクに手を伸ばしてしまっていた。
そして無意識に口元へマイクを持って行き…
「あのっ…」
気がつけば言葉を発していた。
「えっと、私…何言ったらいいか、よくわからないけど…」
タジタジになりながら話す私の声を、みんなは何も言わずに聴いてくれる。
「私、みんなから『ひよ姫』って呼ばれて、少し…有名…?に、なってるけど…
自分のステージとか、立ったの、これが初めてで…
たった3分のステージだけど…
いつも、Sunlightのステージを見ているだけの私が、まさか自分のステージに立つとは思ってなくて…
私、すごくいっぱいいっぱいで、みんなのこととか、あんまり考えられてなくて…
ただ夢中で弾いてただけなのに…」
話している途中で自分が何を言ってるのかわからなくなってきた。
私は結局何を言いたいんだろう。
どうしようも無くなった優ちゃんがマイクを持って私に泣きついてきた。
普段なら…マイクなんて、絶対持ちたくないはずなのに…
何故か私はそのマイクに手を伸ばしてしまっていた。
そして無意識に口元へマイクを持って行き…
「あのっ…」
気がつけば言葉を発していた。
「えっと、私…何言ったらいいか、よくわからないけど…」
タジタジになりながら話す私の声を、みんなは何も言わずに聴いてくれる。
「私、みんなから『ひよ姫』って呼ばれて、少し…有名…?に、なってるけど…
自分のステージとか、立ったの、これが初めてで…
たった3分のステージだけど…
いつも、Sunlightのステージを見ているだけの私が、まさか自分のステージに立つとは思ってなくて…
私、すごくいっぱいいっぱいで、みんなのこととか、あんまり考えられてなくて…
ただ夢中で弾いてただけなのに…」
話している途中で自分が何を言ってるのかわからなくなってきた。
私は結局何を言いたいんだろう。