独り占めしても、いいですか?
私は凛の元へ走り出した。



謝らなくちゃ。



謝って、見つかるまで探さなくちゃ。



「っ…はぁっ…はぁ…」



息が切れるほど全力で走って、教室で透達と話してる凛を見つけた。



「っ…り……ん」



私は思わず絶句した。



その時聞こえた言葉が信じられなくて。



「やっぱたまには男だけで遊ぶのもいいよな!

今日は姫乃に日和のこと1日頼んであるし!

なぁ、今日幼稚園終わったらどうする?」



掌から四葉のクローバーが音を立てずに落ちた。



……え?



なにそれ、本気で言ってるの?



私だけ、のけもの…?



1日頼んであるって…なに?



男だけが楽しいって…?



姫乃ちゃんが言ってたこと、本当だったの?



私は…邪魔者…?


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