独り占めしても、いいですか?
背中がゾワっとした。



顔を伏せていても、見られている気がしてならない。



前だけじゃない。



背後からも横からもいろんな人に見られてる。



心の中まで見透かされているみたい。



恐怖で身体が冷え始めた。



『あの子、友達いないんじゃない?』



『いたとしても、偽物の友達だよ』



『だって本当の友達がいるなら、誰かがここに駆けつけてくれるはずじゃん』



幻聴まで聞こえた気がした。



私の中でありもしない言葉が永遠ループする。



それが怖くて怖くて、耳を塞いで蹲った。



耳を塞いでも頭の中に声は語りかけてくるようで…



消えてしまいたくなった。



注目されるなんていつものこと。



あまり好きじゃないけど慣れっこのはずなのに。



ひとりぼっちだとこんなにも弱くなる。



ママや颯人にー、凛達がいないと、こんなにも弱くなる。



もうやだ…誰か助けて…!


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