独り占めしても、いいですか?
「あのね、ひめね、幼稚園で仲良くしてる子がいるんだけど、最近他の子に取られちゃいそうで…

ひめ、ひとりぼっちにされそうで怖いの」



涙を拭う真似をしながら言った。



潤ませた瞳で秋斗を見上げる。



「あ?姫乃から友達奪うなんざ、とんでもねーやつだな。

まかせろ!俺らが成敗してやる!」



「ほんと⁉︎秋斗だーいすき!」



私は秋斗の胸に抱きついた。



「希君も風月君も、ありがとうねっ」



「………」



「ぜーんぜん!だってなんか面白そうな匂いがするし〜!」



ふふっ…見てなさい日和ちゃん。



私から凛君を奪ったらどうなるか教えてやるんだから!



「で、そいつはどんなやつなんだ?」



「えっとね…」


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