独り占めしても、いいですか?
凛side



「日和?帰ってないけど…

珍しい、今日はみんなと一緒じゃないの?」



頭を銃弾で撃ち抜かれたようだった。



日和の母さんは日和を迎えに行ってない。



いつも通り俺達と一緒に帰ってくると思っていた。



じゃあ今、日和はどこに…



「日和、どうかしちゃったの…?」



ダッ



俺は帰ってきた道を走り出した。



「えっ!凛君⁉︎」



ごめんなさい日和の母さん。



俺のせいだ。



でも絶対見つけて見せるから。



俺の後を追いかけてくる足音が聞こえる。



透達だ。



くそっ…日和、どこだ⁉︎



どこへ行った⁉︎



頼むから無事でいてくれ!



俺、なんでもするから!



朝のことだって謝るし、土下座何百回もするし、俺のこと嫌いになってくれてもいいから!



どうか…どうか…


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