物理に恋して
ーーーー
ーーー
ーー
小さな箱を手にすると、突然、美月は下を向いた。
さらりと降りた髪に触れようとすると、ぽたり、と水滴が落ちる。
!
「せんせいに、こういうの、もらえるとおも、ってなくて、、っ」
震える肩で、声にならない声を振り絞る。
「美月、」
あのはにかんだような笑顔を見れると思い込んでいた。
だから。
目の前にいる美月の、ただ、その名前を呼ぶことしかできない自分がいて。
泣いてる美月を、涙を、声を、そのすべてを抱きしめたいのに。
一瞬、動けなくなった。
ーーー
ーー
小さな箱を手にすると、突然、美月は下を向いた。
さらりと降りた髪に触れようとすると、ぽたり、と水滴が落ちる。
!
「せんせいに、こういうの、もらえるとおも、ってなくて、、っ」
震える肩で、声にならない声を振り絞る。
「美月、」
あのはにかんだような笑顔を見れると思い込んでいた。
だから。
目の前にいる美月の、ただ、その名前を呼ぶことしかできない自分がいて。
泣いてる美月を、涙を、声を、そのすべてを抱きしめたいのに。
一瞬、動けなくなった。