オセロガールの計算違い3
着替えて戻ってみると、ノリコが二人差し向かいの席に入り口の方へ向いて座っていた。
わたしが入って行っても、わたしの方は見ずに、向かいにすわった男子(?)の顔を見つめている。
見つめているというより、にらんでいるようにも見えた。
誰だか知らないが、ノリコににらまれるなんてかわいそうに。
その時、ふっとその男子が振り返った。
え?
トオル?
ちょっと感じか違うけど、間違えようはない。
人の好さそうな(実際にいいのだけど)、どこといって特徴のない、だけどほっとするような顔の、
幼なじみの
トオルだ。
中学卒業と同時に引っ越してしまって、ノリコとは自然消滅って噂に聞いていたけど。
ノリコとのことがあってからは、一度だって
ひと言だって、話していない。
どこで、どうしてたのか、
この半年、まったく気にならなかった。
はじめちゃんがいてくれたからだ。
なのに、
「さっちゃん?」
と呼ばれた瞬間に、どばっと涙があふれてきた。
わたしが入って行っても、わたしの方は見ずに、向かいにすわった男子(?)の顔を見つめている。
見つめているというより、にらんでいるようにも見えた。
誰だか知らないが、ノリコににらまれるなんてかわいそうに。
その時、ふっとその男子が振り返った。
え?
トオル?
ちょっと感じか違うけど、間違えようはない。
人の好さそうな(実際にいいのだけど)、どこといって特徴のない、だけどほっとするような顔の、
幼なじみの
トオルだ。
中学卒業と同時に引っ越してしまって、ノリコとは自然消滅って噂に聞いていたけど。
ノリコとのことがあってからは、一度だって
ひと言だって、話していない。
どこで、どうしてたのか、
この半年、まったく気にならなかった。
はじめちゃんがいてくれたからだ。
なのに、
「さっちゃん?」
と呼ばれた瞬間に、どばっと涙があふれてきた。