好きって言ってほしいのは、嘘つきな君だった。



「お前、何人も彼氏いただろ?」

「いた、けど…手繋ぐ以上のことは…」

「は?キスもしてなかったわけ?」



大志の言葉に、コクンとだけ頷く。




だって、中1からあんたのことが好きだったんだもん。


近付きたくて色んな人と付き合って来たけど、大志以外の人とキス以上なんて出来るわけがない。



だから、付き合った日にこの部屋でしたキスがファーストキスだ。




「んだよ、それ…」

「引いた?」


大志の考えてることが分からなくて不安になってしまう。



何もかもが初めてだなんて、面倒くさいだろうか。




< 133 / 280 >

この作品をシェア

pagetop