イジワル男子の甘い声
「え〜双葉いないとつまんないんだけど」
「そ〜だよ〜。そんなに大事ならこの間見せてくれた雑誌の切り取りなんかもコピーしとけばいいよ!CDだって、携帯にダウンロードしてるのもあるんだからさ…」
ここには、私を素直に応援しようとしてくれる友達はいないのかよ。
「違うの。そういうことじゃなくて。あの時雑誌を開いてsakuを見つけた感動とか、初めてCDを買った瞬間とか、その時間を思い出す為のものでもあるんだよ!形なんか関係ないっていう人がいるけど、私にとっては、それが私がsakuを好きである実体的な証拠といいますか?!ね、わかるでしょ?!」
「わからない…」
「っていうか熱くなりすぎ」
う。おめぇら何引いてんだよ。