イジワル男子の甘い声
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あれから、ノアから『よろしく』とスタンプが送られてきて、
柏場は相変わらずブスッとしてて、そんなこんなで、あっという間にテスト勉強最終日。
とりあえず、ここまでなんとかやってきた。
テストを受けて見ないことにはわからないけれど、授業の内容が理解できてることや、参考書の問題が解けるようになっていることは、すごい進歩だと思う。
「俺が教えることは何もない。あとはお前の努力しだいだ」
柏場はそう言って、パタッと教科書を閉じた。
「本当に助かったよ、柏場くん!柏場くんのお陰で希望の光が見えるよ!今まで本当にありがとう!」
「わかったから、その手離せ。それと、まだテスト受けてねーんだから騒ぐな。これからだ」
「お、ごめんなさい」
思わず握ってしまっていた柏場くんの手を、慌てて離す。