イジワル男子の甘い声


「ノア、すごくいいところ知ってるんだね」


「教えてくれたの優作なんだよ」


「えっ、うっそ…」


「そんなあからさまに嫌な顔しないでよ〜」


ノアは、双葉ちゃんはすぐ顔に出るから面白い〜なんて笑った。


だって、柏場にこんなところ似合わない。


いつも家でラーメンばっかり食って引きこもってるイメージしかないんだもの。


「双葉ちゃんは、優作のことが嫌い?」


「…嫌いっていうか…まぁ嫌いですけど…難しい人だなって。たまに優しくなったと思ったらすごい意地悪をいうし、掴めないっていうのかな…」


「そうだねー。あいつは顔に出ないところあるからねー。でも、慣れてくると微妙な表情の変わり方で何考えてるか分かっちゃうから面白いよ」


ノアがそういったタイミングでお冷やが運ばれる。


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