イジワル男子の甘い声


「自分の思ってたsakuのイメージとかけ離れた奴がそうだったから、今戸惑っているわけね」


「は、はい…」


最初に会ったときよりも、今のノアはずっと大人に見える。落ち着いていて、やっぱり綺麗。


「また優作が煽るようなこと言ったんでしょ?何言ったか知らないけど、俺はあいつがデビューするずっと前からあいつのことを知ってる。優作のことはなんとなくわかってるつもりだよ」


「そうなんですか…」


「だから、sakuであれ優作であれ関係なく、あいつは歌うことをやめたら本当に全部なくなると思うんだよ」


「はぁ……」


「お待たせしました。珈琲ゼリーと抹茶パフェになります」


小さく相槌を打った時、ウェイトレスの方が、ノアが頼んだメニューをテーブルに置いた。


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