花と君といつまでも(完結)
トイレから戻ると料理が既に揃っていた

「えっなんで...」

「どうした?」


テーブルに広がる料理は全て食べられるものだった。
でもアレルギーの種類が多いし含まれてるかもしれない


「安心しろ、これはお前が全部食べられる。」


「水原さんなんで知ってるの?」


「姉からあの後メールで送られてきた。お前が食べられないものとか」

麗華さん...

「そうだったんだ、ありがとう」

「血液検査も無しにわかるんだな アレルギーとか だってあの時麗華採血なんてしてないだろ」


そうだ、不自然だ。
アレルギーが見ただけでわかることはない。
彼が不思議に思うのも無理は無い。
いっそのこと全て話そうかな。それで彼にはもう会わない。


でも、彼がその事で離れていかなさそうだ。
何となく直感だけどそう思った
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