花と君といつまでも(完結)
その言葉に私は笑顔を保つことは出来なかった


「どうした」


「それっは…出来ないん…です」

涙が溢れだし、息も詰まってきた


あれ、手も動かなくなってきた


「理由を教えてくれないか?」


彼は優しそうな顔で私に言った



この時、私は彼に支えられ立っていた


もう隠すことは出来ない。病気の事も、気持ちのことも



始めに、病気のことを打ち明けた



「そうか、辛かったな。
ごめんな 俺の気持ちがお前を苦しめてたんだな」


うっ苦しい...
横になりたい...
フラフラしてきた...
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