花と君といつまでも(完結)


「ハルヒさん。これを見てほしい」

バンとお店のカウンターに手紙を叩きつけた。
そんなつもりは無かったが相当焦ってたらしい。


「あぁ〜早かったわね...
いや〜うん早い早い。まさかもう紫苑家にいくなんて 随分溺愛してるじゃない」


茶化されてる。

「あの。説明してもらえますか」


「それが全てよ」


〜♪
店の電話が鳴った

「はい、フラワーショッ...
えぇ、そうです。はい。わかりました。すぐ行きます。」

ハルヒさんのこんな顔は見たことない

「ごめん水原くん、ちょっと行かなきゃ
ごめんね本当に9月3日、待ってるはずよ」



くそっ何も聞けなかった。


そうだ、譲二さん所へ行こう
少々気が引けるがそんなこと言ってられない
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