花と君といつまでも(完結)

俺は結婚式を3日後に迫った


もう、紫苑を傷付けるのはやめよう。

と思った時、道でハルヒさんを見つけた


「ハルヒさん!」

「?あぁ水原くん」

ハルヒさんの顔色が悪い。

「ハルヒさんどうしたんですか?」


「ん?何もないわよ ちょっとね」

そうだ、伝えてもらおう紫苑に


「ハルヒさん。紫苑に伝えてもらいたいことがあるんです。」

ハルヒさんは黙っていた

「俺、紫苑好きなのやめます。
彼女を解放させてあげることにします。
9月3日に婚約者と結婚式なんです。」


「何言ってるの」


「えっ?」


「水原くん、何言ってるの?
婚約?紫苑ちゃんが居ながら別の人と婚約してたの?
そんな最低な人だったの?9月3日って紫苑ちゃんとの約束の日じゃない。」

ハルヒさんは怒っているが、弱弱しい声だった。

「ハルヒさん、どうしたんですか?体調悪いんですか?」
< 74 / 93 >

この作品をシェア

pagetop