花と君といつまでも(完結)

今にも倒れそうなハルヒさんを近くのベンチに座らせた


「救急車、呼びましょうか?」


「大丈夫よ寝不足なだけ」


「何かあったんですか?店も休業してるし」


「ん〜と〜 そうそう 知り合いがね、倒れちゃって目を覚まさなくてさwつきっきりでいたら自分が倒れそうになっちゃった」


知り合いが倒れた?
あの時の電話が病院からの連絡だったのか?

でも知り合いくらいじゃ電話なんてかかってくるはずもない。

「あれ、純くんじゃな〜い」

この声と話し方は...

譲二さんに言えばハルヒさんの家まで送ってくれるかもしれない

「譲二さん!ハルヒさんが...
って譲二さんまで」

譲二さんまで疲れきった顔をしていた


「ハルヒ連れてくわね バイバイ純くん♡」


二人してなんなんだ



譲二さんにおんぶされてるハルヒさんが何か言っている...

「紫苑ね..の....水原くん、まだ紫苑を少しでも思う気持ちがあるなら3日後行ってくれる?無理にとは言わないわ」

そう言い残して2人はどこかへ行った

声が小さく最初の所が聞こえなかった。



俺は紫苑に嫌われてるんじゃないのか?
なぜ俺は3日後行くんだ?


よくまだ頭で整理できてないが、9月3日行けば全てわかるのかもしれない。




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