【番外編】狼社長の溺愛から逃げられません!
 

「耀って、昔っから本当に鈍感」

顔をしかめながら俺の横から離れていく。

「わかった。口紅選んであげるから、代わりに今度日本に帰ったらその恋人紹介してね」

そう言うと紗英は、俺の返事も待たずに歩き出す。
確かに、自分でもこうやって恋愛に振り回されるなんて思ってなかったな。
紗英の後ろ姿を見ながらため息をついて小さく笑った。







この時撮られた写真が日本のネットニュースになって有川を傷つけたことも、その後帰国した紗英に振り回されて大変なことになることも、俺は想像もしていなかった。






 

番外編 END
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