たったひとつの愛を君に



私は席につくと後ろから蜂が

「良かったな。皆蜜の味方だ。一緒に頑張ろうな。」

まただ。

蜂はいつも"頑張れ"でなく"頑張ろう"って言ってくれる。

そんな何気ない気遣いが心から嬉しかった。

「うん、私負けないね。」



この時の言葉と笑顔は嘘じゃなかったんだよ。


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