たったひとつの愛を君に



「いきなり泣いてごめんなさい。来てくれてありがとう。嬉しい。」

「でもね、私学校辞めることにしたの。」

そう言うと皆ざわめき始めた。

「辞めないでよ、皆待ってるよ?」

そう言ってくれる人も居た。

「ありがとう。でももう決めたの。それに今の状態じゃとてもじゃないけど通えないの。たくさん助けてくれたのにごめんなさい。」

私がはっきりと告げると、皆納得してくれたようだった。


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