星空を見上げて

やってきたのは最近取引の始まった花井ホテル
控室に案内され入るとお義母様と洋介さんのフィアンセの綾乃さんがいた

お義母様と綾乃さん、絵里さんと私の4人で
始まるまで話をしているとドアがノックされ圭介さんと洋介さんが入ってきた

久しぶりに見た仕事仕様の圭介さんは既に社長の貫禄を備えていた
圭介さんは私を見ると

「葵ちょっと」と言われ隣の部屋に連れていかた
ドアを閉めるとぎゅっと抱きしめられた

「圭介さん?」

「今日のそのドレスとても似合っている綺麗だ」

「ホントですか?」

「ああ、この葵を誰にも見せたくない
このまま家に連れて帰りたい」

ちゅっとキスされると
「なるべく早く終わらせて家に帰ろう」とキスを繰り返していると

「そろそろ時間よー続きは家に帰ってからにしなさい」
という絵里さんの声がドアの向こうから聞こえた


圭介さんに連れられ会場に行くと既にたくさんの人でごったがえしていた
こんなにいるとは思わずちょっと固まっていると

「大丈夫だからね」と絵里さんが声をかけてくれた

その後現社長であるお義父様の挨拶のあと
新社長の圭介さんと副社長の洋介さんが続けて紹介された
そして結婚と洋介さんのフィアンセとして綾乃さんと私が紹介された
無事紹介を終え袖に下がると綾乃さんと顔を見合わせほっと一息ついた

その後立食パーティが始まり食事をしながらそこかしこで歓談が始まっていた
私は圭介さんについて挨拶まわりをしていた
ほとんどは祝福してくれる人ばかりだったが
一緒にいた社長令嬢の多くは私を見る目が厳しくて居たたまれなかった


< 160 / 183 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop