星空を見上げて

・・・・・

ごちそうさまでしたとアタマをさげると
どういたしましてと絵里さんはにこにこしながら言った
朝食を終えると

「次はショッピングよ」

「ショッピングですか?」

「そうじゃんじゃん買うわよー」

「絵里さん私そんなにお金持ってないです」

「大丈夫これがあるから」と、絵里さんはカードを出して見せてくれた

クレジットカード?

「支払いは圭介だからいっぱい買っちゃおう!」

えっ?いいのかな
絵里さんを見ると「大丈夫だから」と言い歩きだしてしまった
心配になりながらも私は絵里さんに付いていった

・・・・・

「うーん買った買った満足」

にこにこしながら絵里さんはそう言った
ホントに満足そうな顔をしてる

ブティックを何軒かまわった私たちの手には数個のショッピングバック
洋服に靴、バッグにアクセサリーetc、下着も買った
総額いくらになるんだろう怖くて聞けない

「さてとこの辺で一旦休憩にしようか」

「そうですね、ちょっと喉が渇きました」

「よし、どこかお店に入ろう」と言い、近くにあった一軒のお店に入った


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