星空を見上げて
店内に入り席につくと
絵里さんはエスプレッソ、私はカフェラテをオーダーした
「疲れた?」
「少し、でも楽しいです」
「私も久しぶりにはしゃげたから瞳ちゃんに感謝だわ」
「そんなこと」
「お待たせしました」
注文したコーヒーが来るとお互いひとくちコーヒーを飲んだ
「瞳ちゃん」
「はい?」
「圭介に聞いたわ、今日会うんですってね」
「!」私は絵里さんの顔を見た
「圭介凄く心配してたわ
ほんとだったら今日も貴方の傍についていたかったみたいだけど
どうしても外せない仕事があるからって私に電話してきたの
あの子が私に頼みごとをしてくるの初めてなのよ、それだけ貴方が大事なのね」
「そうでしょうか」
「瞳ちゃん、圭介のことどう思ってるの?」
「私・・」
「私は圭介さんが好きです」