星空を見上げて

お腹が空いていたせいもあってかキレイに平らげた私たちは
レストランを出てホテルに帰ってきた

部屋に入ると一緒にシャワーを浴びる
その後ベッドにもぐりこむと横に入ってきた圭介さんが

「明日は朝早くチェックアウトするから寝坊するなよ」

「明日って・・滞在はあと2日残ってますよね?」

「仕事は今日で全部片付いた、細かい仕事はあるが俺が居なくても大丈夫だろう
残り2日は自由だ、温泉に行くぞ」

「温泉?」

「もう宿は手配してある明日はそこで一泊する
そして明後日チェックアウトしたらその足で北海道に帰るからな」

「一泊」

「ああ明日は早めにここを出るからな」

そういうと私を抱き寄せ、彼は目を閉じた


温泉かぁ、まさか行けるとは思わなかったな

圭介さんと温泉・・・想像するとちょっとテレる
いけないいけない、明日は早いんだ寝ないと

目を閉じるとすぐに睡魔がやってきて私も眠りに落ちていった


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