年下彼氏と甘い恋





「帰る!」




必死で抵抗する私を、優しくそして強く羽交い締めにされる陽太。

そのまま耳元で囁かれた。




「俺から逃げられると思ってるの?」




ぞくっと身体が震える。

そして、不覚にも熱を持つ。




「シャワー浴びたら、抱くよ?」




陽太は妖艶に笑いながら、私をバスルームに閉じ込めた。




もはや陽太は、私の知っている可愛い陽太とは思えなかった。

強引で、色っぽくて、そして甘い。

離れようと思うのに、磁石のように私を引き寄せる陽太に……私は本当に抱かれてしまうのだろう。

28年間妄想に妄想を膨らませたその瞬間は、案外あっさりやってきた。


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